目標はCEFR B2レベルの英語力
- 梓 鈴木
- 2023年8月14日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年8月21日
(2023年8月13日にnoteに投稿した内容の転載です)
OECには、たくさんの生徒さん(や親御さん)から、いろいろな「英語のヘルプ」を求めたお問い合わせが届きます。
⚫️中学・高校で英語の授業がわからない、ついていけない、困っている
⚫️有名・高額な英語塾(J社、C社、E社など)にも通ったが英語力がつかない、英語は苦手だ
⚫️小学校から英語を先取りして、中学以降英語を得意科目にしたい!
⚫️英検を早く確実に取得したい
⚫️親の海外駐在に帯同することになり、急ぎ英語力をつけなくてはいけない・・!
⚫️駐在でアメリカに来たが、英語がわからず困っている
⚫️帰国子女だが英語を継続し伸ばしてくれるちょうど良いところがない
⚫️帰国編入学試験のエッセイと願書をサポートしてほしい
⚫️海外の学校や大学に近々進学したいが、英語力がまったく足りていない
中学1年生のはじめから文法のやり直し、定期試験のフォロー、英検、TOEFL、IELTS、帰国中学受験、帰国高校受験、帰国編入試験、海外進学準備、アメリカ現地校授業サポート・・・
様々なご要望をいただいてきておりますが、可能なものはすべてお応えしています。どのレッスンでも大切にしている最上位目標は、「本当に使える英語を素早く楽しく身につける」ことです。資格試験に合格するだけ、編入試験に合格するだけ、、ではなく、その後も役に立つ、本当に身になる英語力になるように、レッスンを作り、生徒さんひとりひとりに寄り添っています。
繰り返しになりますが、OECのレッスンの特徴は、「楽しく使える英語を身につける」ことです。コミュニケーションとアカデミックな英語の両輪を、確実に身につけていきます。それも楽しく!
レッスンの進め方は、学校英語や塾とは異なります。「フォニックス」、「サイトワード」にはじまり、「意見と事実」、「アカデミックライティング」まで、私たちが日本で英語を学んできたのとはまったく違う順序と方法で、英語という言語に出会います。さらに、日本の学習過程で数年かけることを数ヶ月でクリアするので、とにかく早く高いレベルに達成します。
生徒さんのご要望がどんなものであれ、高いレベルで英語を聴けて、話せて、読めて、書けるようになると、たいていの問題は解決され、目標は達成されます。
CEFRという世界標準の英語力評価基準があります。
*CEFRというのは、世界共通の言語習得レベルを表す指標です。いろいろな英語の資格試験もこのCEFRに換算して表すことができ、英検の場合、たとえば英検2級はCEFRのA2からB1くらい、となっています。以下は文部科学省の出している資料です。


先述した通り、生徒さんはいろいろなレベルでいらっしゃるのですが、まずはすべての生徒さんに、CEFR B1レベルの英語を身につけてもらうようにレッスンを進めていきます。これは、英検2級程度(日本の高校卒業程度)の英語力で、英語ネイティブの子どもたちの能力でいうと、小学校2、3年生くらいの言語能力です。ここまでの力があると、まず英語の情報を読んだり聞いたりして活用できるようになるのです。ですから、英語を自分の第一外国語として使えるようににしていくために、できるだけ早く(レッスン開始から早くて数ヶ月、遅くて2年程度)、このレベルに達してもらおうと思っています。
その後は、CEFR B2レベルの英語力にレベルアップしていきます。英検でいうと準1級〜1級です。かなり高い目標だと思いますが、これが、海外の大学で学ぶ時に必要な、最低限の英語力だからです。ここまでの力をつけておくと、英語圏できちんと生きていけます。
文部科学省は、中学卒業時に6割の生徒が英検3級(CEFR A1)を、そして高校卒業時に6割の生徒が英検準2級(CEFR A2)を身につけることを目標にする、としています。そして、実際に達成しているのはどちらも47%程度だそうです(2023年5月現在)。これでは、高校卒業と同時に海外大学へ進学することは難しいですよね(海外大学進学に必要な現実的な英語力は、最低でB2後半、英検1級程度です)。日本の若者にチャンスを与えることのできない教育は残念でなりません。
全員にとって簡単なことではありませんが、高校卒業までにB2、きちんと取り組めば可能です!と声を大にして伝えたいです。
Comments